ビートたけし、イベント制限緩和に関する噂に言及 「五輪やるためだって言われてる」
『Nキャス』ビートたけしがまん延防止と緊急事態の差がわからないとポツリ。イベント制限緩和についての噂も語った。
15日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。4月25日から発令された緊急事態宣言が5月11日から31日まで延長されることが決定。
酒を提供する飲食店に対しては休業の要請を続けるとしつつ、イベントの人数制限が緩和されたことに対し、たけしが見解を語った。
■まん延防止と緊急事態の差は…
緊急事態宣言の対象地域に愛知県・福島県・北海道・岡山県・広島県が追加され、9都道府県となった。まん延防止等重点措置は群馬・石川・熊本の3県が追加され、10県が対象となっている。
国内で、緊急事態宣言とまん延防止等重点措置が多くの地域同時に発令されている。現在の対象地域一覧を見たたけしは「まん延防止と緊急事態とどれだけ違うかわからないね」とポツリ。
安住紳一郎アナは「そうですねぇ。お酒を出すお店が営業できないっていうのがわかりやすいかもしれませんね」と簡単に説明した。
■五輪のためのイベント制限緩和説
たけしは、「劇場とかイベントがかなり緩くしているのは、オリンピックがイベントに入るからといううわさもあるね」と憶測を語る。
話を聞いた安住アナは「他のイベントもやってるんだから、できるだろうという実績作りでしょうか?」とたけしが話したうわさについてフォローした。
■9割の人が緊急事態宣言の延長を予想していた
本来は、ゴールデンウィークに的を絞って人流を抑える予定だった緊急事態宣言。しかし、緊急事態宣言自体の効力が薄れているのか、変異株の影響か新規感染者は横ばいだ。
しらべぇでは、緊急事態宣言の延長が発表される前の5月3日から4日にかけて「緊急事態宣言は延長されると思うか」というツイッターアンケートを実施。回答のあった389ユーザーのうち89.5%は「延長される」と予想していた。
飲食店の休業申請は継続、映画館は休業となっているが、劇場やイベントは制限緩和と一貫性のない状態が続いている。国民から不安の声があがるのも無理はないだろう。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)