「父の日のケーキを食われた」 楽しみ奪った息子を殴殺した男が罪を認める
たかがケーキ、されどケーキなのか…。食べるのを楽しみにしていた父親が、取り返しのつかない凶行に及んだ。
楽しみにしていたケーキを子供に食べられた男が、怒りにまかせて制裁を加え無残にも死なせてしまった。あまりにも食い意地のはった男の蛮行、そして裁判の予定などについて、『New York Post』など海外メディアが報じている。
■ケーキを食べられて激怒
2019年6月のこと、アメリカ・ウィスコンシン州ミルウォーキーで暮らす男(30)が、父の日に食べるチーズケーキを手に入れ胸を弾ませた。それを見た幼い子供たちも興奮し、男に無断で味見をしたところ、あっという間にほぼ食べ尽くしてしまった。
楽しみを奪われた男は「俺のチーズケーキを勝手に食いやがって…」と逆上し、複数いる子供のうち5歳の息子に本気で殴りかかった。
■すさまじい暴行
男はこぶしを振り上げ、息子の体にパンチを炸裂。手の甲で、小さな顔面を容赦なく叩いた。慌てた家族が通報し病院に搬送したが、手遅れで息子は死亡。検査したところ胃が破裂しており、腎臓や胸骨などにもひどい傷ができていた。
警察に事情を聞かれた男は、「息子が階段から落ちてしまって…」と嘘をついた。しかしけがの状態とまるで一致せず、別の子供の証言もあったことから、身柄を確保された。