スクールバスジャック犯がゲンナリ… 小学生軍団の質問攻めで事件は意外な結末に
銃を持ちバスに乗り込んだ男に、「軍人さん?」などと声をかけた小学生軍団。男のストレスはマックスに…。
■始まった質問攻め
怖いもの知らずの小学生たちは、突拍子もない質問を連発。「おじさんはバスの運転手さんなの?」「もしかして軍人?」「僕らにケガをさせるつもり?」「運転手を傷つける気?」「おまわりさんじゃないの?」などと矢継ぎ早に聞き、男を激しくいら立たせた。
バスに乗り込んだわずか数分後に男のストレスはマックスになり、ついには「おまえら、全員降りてくれ」と指示。その後は自分でバスを運転したが、数キロ先でライフルを置いたままバスを乗り捨てた。
通報を受け捜査を開始していた警察は、すぐに男を発見し身柄を確保。その後の会見で冷静さを失わなかったドライバーを称賛し、「全員が大変怖い思いをしたことは想像に難くない」とコメントした。なお押収されたライフルに、弾は入っていなかった。
■6割が子供の声にイライラ
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,653名を対象に調査したところ、全体の60.3%が「他人の子供の声にイライラしたことがある」と回答した。
ずいぶん思い切った犯行に及んだ男だが、うるさいだけではなく質問ばかりしてくる子供たちには我慢できなかったようだ。しかし今回の事件で、負傷者はゼロ。ライフルに弾が入っていなかったのは、不幸中の幸いだった。
・合わせて読みたい→9歳男児がお手柄 カージャック犯が乗り込んできた車から妹を救出
(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1653名 (有効回答数)