笠井信輔アナ、緊急事態宣言延長で映画館の休業に疑問 「なぜ?」
笠井信輔アナが、映画館を休業とする都の判断に疑問を呈し、“県境越え”の可能性についても指摘している。
フリーアナウンサー・笠井信輔が12日、自身のAmebaブログを更新。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の延長で、東京都内の映画館が休業していることに疑問を呈した。
■演劇は上演が認められたが…
笠井は「こういうことを書きたくなかったのですが…」と前置きしつつ、「今日から東京では緊急事態宣言が延長となって思うのは、『なぜ映画館が休業しているのか?』ということです」と記し、シャッターが閉ざされている映画館の写真を投稿。
東京都が、劇場公演やイベントについて上限を設けての開催を認めたことに触れ、「上演が許されたのはとても良かった。しかし、演劇が良くて、これまで一件もクラスターを出していない、いやそれどころかほとんど感染者を出していない映画館が『休業』という判断を東京都が出したことに、私はとても疑問です」と私見を述べる。
■都内から隣県への移動も
さらに、「ゴールデンウィークはどこでクラスターが起きるか、ではなく、どこに人が集まるかで、休業要請が出されました。しかし緊急事態宣言延長となって、このまま経済を止めておいてはいけないと、一部の緩和を決断したならば、演劇の劇場とともに映画館も開いたほうがいいと思うのです」と訴えた。
また、都内に在住する人が、見たい作品があれば埼玉や神奈川、千葉などの隣県に容易に移動できるとして、「『仕方がないので、都境、県境を越えて映画を見に行ってください』と結果的に促しているように感じてなりません」と指摘。
■ファンからも「意味不明ですよね」
最後は、「映画館で作る組合『全興連』も東京都に正式に申し入れをしたそうですが、政府も東京都も、国民の声を聞いて色々と方向転換を図っていますので、今回の件もあらたな判断が出ると良いなと、期待しております」と結んだ。
笠井は普段からかなりの本数を鑑賞する大の映画ファンとして知られており、映画館の休業には納得のいかない様子。
ブログには、「映画館は上映中はほとんどみなしゃべらないので、やってもいいと思うんですけどね…」「笠井さんの意見に賛成です」「都のやり方には疑問を感じます」「意味不明ですよね」と共感するコメントが書き込まれている。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)