高須院長、緊急事態宣言のうやむやさに疑問呈す 「戒厳令と同じ?」
繰り返し発令される緊急事態宣言を「言葉のあやで有耶無耶になっている」と批判。「指導者はリアリズムに立ち返るべき」と持論を述べた。
12日、高須クリニック院長の高須克弥が自身の公式ツイッターを更新。このほど愛知県と福岡県が追加されて延長された緊急事態宣言について疑問を投げかけた。
■緊急事態宣言がよくわからない
同日、更新したツイッターで高須院長は、「“緊急事態宣言”ってのがよくわかりません」と切り出すと、「国家存亡の時だと指導者が宣言したってことでしょうか?」「僕の知ってる“戒厳令”と同じですか?」と疑問を投げかけた。
「緊急事態宣言」ってのがよくわかりません。
国家存亡の時だと指導者が宣言したってことでしょうか?
僕の知ってる「戒厳令」と同じですか?
言葉のあやで解釈が有耶無耶になっているのだったら、指導者はリアリズムに立ち返って腹をくくって強制力を発動すべきだと愚考しております。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) May 12, 2021
何度も発令され、その内容や効力にしばしば疑問や不安の声があがっている“緊急事態宣言”だが、高須院長もその在り方について物申したい様子。
■言葉のあやで解釈が有耶無耶に
続けて、高須院長は「言葉のあやで解釈が有耶無耶になっているのだったら、指導者はリアリズムに立ち返って腹をくくって強制力を発動すべきだと愚考しております」と主張する。
“戒厳”というと、本来は、テロなどの有事の際に治安悪化や暴動を収束させるため、憲法や法律の一部の効力を停止して軍部の指揮下に置く、ということだ。
あえて使われた“戒厳”という言葉に、お願いベースでは埒があかないという高須院長の強い思いを感じる。
■「中途半端な政策はやめるべき」
このツイートに、ファンからは「その強制力を発動するための手段がないんですよね」「言葉だけ先走り、行動がちぐはぐで、こちらに伝わらない様に感じます」「中途半端な政策やめるべきです」「この国の有事は、イベント化してしまっている」など、同様にもどかしさを感じ、共感する声が多く寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・ゆきのすけ)