「東京五輪開催中止」を求めるオンライン署名 海外からも批判コメントが続々と
人命より利益が優先で、金の亡者は五輪中止を英断できない…海外からも批判のコメントが続々と寄せられている。
弁護士の宇都宮健児氏が、オンライン署名サイト『Change.org』に立ち上げた、東京五輪の開催中止を求める署名活動。その後、海外向けのバージョンも作られ、12日午前には賛同者が33万人を超えた。
世界中の人が真に心配している東京五輪の開催について、コメントを抜粋して紹介する。
■英・独語版も誕生
宇都宮健児氏が手がけて有名になった、「人々の命と暮らしを守るために、東京五輪の開催中止を求めます」というオンライン署名。英語とドイツ語のバージョンができたことで、海外の人々からも署名やコメントが集まり始めているようだ。
東京で新型コロナウイルスの感染爆発が起きることを心配し、東京五輪を開催すると言い張る主催者たちを批判する海外の人々。ここで紹介するコメントは、どれも第三者の立場で冷静に書かれたものばかりだ。
■「日本政府は暴走列車」
日本政府を糾弾する声が見られる。
「人の命より重要なスポーツなんてない。五輪やW杯は大好きだが『今』は開催すべき時ではない」
「アスリートには申し訳ないが、医療崩壊の心配があるなか、人を殺してでもメダルがほしいものでしょうか」
「開催されるなら、東京五輪は『恥ずべきエピソード』として人々の記憶に残るだろう」
「ウイルスに打ち勝った証としての五輪だなんて、そんなスポーツイベントを開催したいですか?」
「今オリンピックを開催するなんて、超無責任ですよ! 再考してほしい」
「日本政府はまるで暴走列車だ」