28歳男が血染めのシャツ姿で警察に自首 母の日前日に「母親を殺して強姦した」

シャツを血で赤く染めた若い男が警察に自首。殺したのは実の母親だった。 

2021/05/12 10:30

母の日・母親・カーネーション
(kazoka30/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

アメリカのニューヨーク市で8日、若い男が警察署に出向き、「母親を殺した」と自首した。さらには「強姦もした」と供述。親子の関係をゆがませたものはいったい何なのか。恐ろしい事件の話題を、地元メディアの『abc7 New York』や『NEW YORK POST』などが伝えている。


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■犯行について自首

ニューヨーク市警に現れ、「自宅で母親を殴った後に強姦し、首を絞めて殺した」と自首したのは、クイーンズ区ジャマイカのプシュカル・シャルマという28歳の男。そのシャツは真っ赤な血に染まっていた。

警察は親子の自宅に急ぎ、母親のソラジ・シャルマさん(65)の遺体を確認。現場の状況から、プシュカルの供述内容に疑わしい点はないという。

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■背後から母親を急襲

ニューヨーク市の地方検事当局によれば、事件は8日の朝8時から8時40分にかけて起きた。

プシュカル容疑者は「母親を背後から襲い、押し倒して激しく殴りつけ、首を絞めて意識を失ったところで性的暴行を加えた」「さらに首を強く締め、完全に息の根を止めた」などと供述しているという。

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■終身刑の可能性も

母親を殺害した直後に2階の自身の部屋に向かい、財布と鍵を手に取って警察署に歩いて向かったプシュカル容疑者。足取りも口調もしっかりとしたものだった。

事情聴取を経て、9日には第二級殺人および第一級性的暴行の罪で起訴され、有罪判決が下った場合は最大25年までの懲役刑が予想されるが、終身刑が言い渡される可能性もあるという。


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■なぜ母の日の前日に…

世界各地で人々が『母の日』を祝った週末。この事件は市民の間にも大きな波紋を広げている。

ずっと一緒に暮らし、身の回りの世話をしてくれていた母親に、プシュカル容疑者はなぜそのような残虐な行為を働いたのか。今後、精神面の問題についても評価が必要になるようだ。

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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ

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