圧倒的な成績残す西武・平良投手 ネットでは酷使心配する声続出

埼玉西武ライオンズ・平良投手の登板過多にケガを心配する声が続出。リリーフ陣の再整備が待たれる。

埼玉西武ライオンズ・平良海馬

現在、首位と2.5ゲーム差の4位(5月10日時点)につける埼玉西武ライオンズ。投手陣の防御率が3.77でリーグ5位とピリッとしない中、圧倒的な成績を残しているのは勝ちパターンを担う平良海馬投手。


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■フル回転でリリーフ陣を支える

これまで1勝1セーブ16ホールドの防御率0.00。主にリードや同点の8回に登板し、チームの勝利に貢献している平良投手は、最速160km/hのストレートを武器に被打率.154、奪三振率10.00と完璧な投球をみせる。

リーグ全体でみると2位の19登板(1位は20登板の福岡ソフトバンクホークス・嘉弥真新也投手)で、回跨ぎもするなど、フル回転でリリーフ陣を支えている。

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■ファンは酷使を心配

そんな平良投手に対してファンからは、「酷使するとライオンズの希望が消えるぞ…」「頼りっきりだからもっと休ませてあげてほしい」「目先の勝利はほしいですが、長い目でシーズンを見据えてほしい」という、酷使を心配する声が多くあがる。

その他には、「今の貧打の状態だと使わないと勝てないのか…」「野手陣はどうにか点を取ってくれ」など、登板数を減らすために打線の奮起を期待するコメントもみられた。


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■リリーフ陣の再整備の必要

打線だけでなくクローザーを務めていた増田達至投手や、勝ちパターンを担っていた佐野泰雄投手が不調で2軍に降格したことも、平良投手の登板過多に影響していることは間違いない。

首位から最下位まで4.5ゲーム差で、まさに大混戦のパ・リーグ。勝ち抜くためには、リリーフ陣の再整備が急務だ。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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