柔道の稽古で27回もマットに叩きつけられ… 苛烈な指導で7歳男児が植物状態に
何度も繰り返し投げられ、嘔吐を繰り返した男児。その後に病院に搬送されたが、状態は極めて深刻だ。
■植物状態に…
意識が戻る様子がないことから病院に搬送し検査したところ、男の子の脳がダメージを受け出血していることが判明。男の子は回復するどころか昏睡状態のままで、生命維持装置をつけられているという。
奇跡を信じる両親は男の子に寄り添い「目覚めるのを待っているから…」と伝える日々だというが、医師たちは「回復する可能性は低い」「死を免れても植物状態から脱することはないだろう」と家族に伝えたという。
■指導者を止めなかった理由
男の子の様子を撮影し続けたおじも含め、行きすぎた“指導”を止める人はいなかった。文化的にも指導者の立場にある人間に「やめろ」と忠告することはできなかったという報道もあるが、おじはこのような結果になり、ひどく動揺しているそうだ。
指導者は保身に必死で「通常の稽古と同じだった」と説明したというが、裁判所は犯罪に該当する可能性を指摘。家族が受けたショックはあまりにも大きく、今後については「正義を望みます」と話している。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)