柔道の稽古で27回もマットに叩きつけられ… 苛烈な指導で7歳男児が植物状態に

何度も繰り返し投げられ、嘔吐を繰り返した男児。その後に病院に搬送されたが、状態は極めて深刻だ。

柔道・少年
(AnnaStills/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

明らかに苦痛を感じ、いやがっていた男児。それでも指導者が激しすぎる稽古を続けさせたせいで意識不明になったことを、『The Sun』など海外メディアが報じている。


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■柔道に憧れた男の子

台湾で暮らす7歳の男の子が柔道に興味を持ち、「習わせて」と家族に頼み込んだところ許可を得たことから、おじに付き添われ稽古に通うようになった。

だが2週間が経過しても楽しんでいる様子はなく、心配したおじは男の子の母親に「柔道は不向きだと思う」と伝えるべきだと考えたという。「納得してもらうには、稽古の様子を見せるのが一番だ」。そう考えたおじは、さっそく稽古風景を撮影することにした。

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■行きすぎた指導

その日、60代の指導者は男の子に年上の生徒と稽古するよう指示。男の子はマットに何度も叩きつけられ頭や脚の痛みを訴えたが、指導者は男の子に「立て」と命じ稽古を続けさせた。

そのうち男の子は立ち上がることも困難になったが、指導者は小さな体をつかみ上げて何度かマットに叩きつけたという。

計27回以上も倒された男の子は嘔吐しはじめ、ほどなくして意識不明に。それでも指導者は「気絶したフリをしている」などと男の子のおじに話し、その後に連絡した男の子の父親にも「息子さんが、わざと強く倒れたんだ」と嘘をついた。

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