思わず食べちゃいそうな粘土細工「みたらしゴマちゃん」が話題 創作への想いを直撃

作家歴5年で出版デビューを果たす。作品づくりの原点とは…

2021/05/10 18:00

みたらしごまちゃん
(写真提供:もんとみさん)

「minne(ミンネ)」は国内最大のハンドメイドマーケットで、現在75万件を超える作家・ブランドによる1000万点以上の作品を、販売・展示中だ。また、コロナ禍で巣ごもりしながらデビューする作家も増え続けている。

そんな中、石粉(いしこ)粘土で動物の置物を作る造形作家が話題を呼び、出版デビューもはたした。


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■本格的な絵かきを目指すも

もんとみさんは、2016年5月に作家活動をスタート。幼い頃から動物や自然をモチーフにしたものづくりや、絵、写真を撮ることが大好きだったという。

学生時代には、画塾に通い本格的な絵かきを目指すも、だんだんと絵を描くことに苦しみを感じるようになっていた。そんなときに出会ったのが石粉粘土で、自由にのびのびと感性を形にできる楽しさにのめり込んでいった。

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■とても幸せな今

また、心から夢中になれる自分らしい形を見つけることができ、SNSでも好意的な反応が寄せられたことから、作家デビューを決意。「造形活動を軸に、写真を撮って発信したり、イラストを描いてグッズを作ったりと好きなことが全部できてとても幸せ」ともんとみさん。

作りかたはすべて独学で学び、現在までに100作品以上を完成させた。特に思い出深い作品として「散歩から帰りたくない柴犬」をあげてくれた。この作品はSNSなどで評判となり、2018年にはカプセルトイとして発売された。


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■動物置物の指南書を出版

作品は2~3週間かけて制作しているそうで、そのほとんどが乾燥時間だという。先月26日には、石粉粘土による動物置物の作りかたの指南本を出版。柴犬やペンギン、ハムスターなど16作品の作りかたが掲載されている。

今後については、「カプセルトイと並行してクオリティや素材にこだわったインテリアとしての作品もつくっていけたら」と意気込む。また、作品を雑貨店でも販売していく予定だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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