週明けの西日本は梅雨のような天気に 早くも「警報級の大雨」の予想も
高知〜鹿児島では水曜以降晴れマークがゼロ。「早期注意情報」の活用についても気象予報士・千種ゆり子さんが解説。
■“まるで梅雨”なマークの並び
気象庁が今日(9日・日曜)発表した週間予報では、西日本を中心にまるで梅雨かのようなお天気マークの並び方。高知~鹿児島では水曜以降晴れマークが1つもありません。
■特に12〜13日は梅雨のような雨の恐れ
梅雨に入ってくるような湿った空気が流れ込むため、12〜13日は大雨になる恐れがあります。5月とは思えない雨の降り方をするため、皆さん驚かれるかもしれません。
最新の1か月予報でも、6月頭にかけて降水量が多い予想となっているため、今年は大雨シーズンが早くやって来る可能性もあります。防災用品などの確認は早めに行っておくと良いでしょう。
■早くも警報級の大雨の予想が…
大雨の時期、参考にしたいのが「早期注意情報」です。警報級の大雨になる可能性が“中”と“高”の2段階で表されます。
9日(日)時点では、湿った空気が東シナ海からダイレクトに流れ込む九州の西側を中心に大雨警報が出される恐れがあります。このあと予報が更新されるたびに、さらにエリアが拡大する可能性もあります。
こちらの“早期注意情報”は気象庁ホームページで地域ごとに確認できます。気象庁ホームページは、今年表示がリニューアルして、スマホでも格段に見やすくなりました。大雨が本格化する前に気象庁のホームページを見慣れておくことをおすすめします。
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(取材・文/気象予報士・千種ゆり子)