モト冬樹、東京五輪についてIOC・コーツ副会長の談話に疑問　「どこの国の話？」

タレントのモト冬樹が9日、Ameba公式ブログを更新。東京五輪開催について国際オリンピック委員会（IOC）のジョン・コーツ副会長が予定通り開催と言った根拠について疑問を投げかけた。

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■すべての安全対策がとられた？

モトは「昨日の感染者、東京1121人、大阪1021人、北海道403人」と、なおも新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない状況を嘆き、これからも増えるだろうと怖がる。

その最中の8日、コーツ副会長が東京五輪について「一般の方や選手らへすべての安全対策がとられたので予定通り開催する」と断言したことへの驚きをつづったモト。

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■「中止と言ってほしい」

さらに「心配する人たちの数とワクチンを接種した人の数に相互関係があり、ワクチン接種がすすめば改善される」とコーツ副会長の話に、「どこの国の話だ？」とモトは疑問を投げかける。

モトは「日本がワクチンが改善されるのは来年の話。日本国民を否定しているとしか思えない」と怒りをあらわにし、「誰か勇気をもって東京五輪中止を言ってくれ」と嘆願の言葉で締めくくった。

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■読者からも五輪中止を望む声

今までも五輪開催の危機感をブログにつづっていたモト。医療現場の現状を訴え、五輪に向けた看護師や病床の確保を依頼する政府の対応に憤っていた。

ブログを読んだ読者からも「犠牲者が出る前に一刻も早い中止の決定を望みます」「日本全国での病院での戦いを（IOCは）その目で見てほしい」「開催した結果感染拡大したら責任をIOCにとってもらおう」など五輪中止を望む声が相次いでいる。

しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に実施した調査でも、全体の90.5％が「東京五輪は中止すべき」と回答している状況だ。