ホームレス男性救済に称賛かと思いきや… 「自立させるのが先」とシビアな意見も
困っている人を助けたい。そう考えた男性の善意が話題だが、「もっと大事なことがある」と指摘する人も…。
ある路上生活者を助けようと努力している男性について、アメリカの『Fox News』などが報じたが、人々の感想は「すばらしい」というものばかりではなかった。批判的な人々が「足りない」と感じているのは、いったい何なのか。
■ホームレス男性との出会い
アメリカ・ルイジアナ州南部で自動車ディーラーとして働く男性が、ある日ジェイミーさん(33)という名のホームレスを見かけ声をかけた。
少しばかり話を聞いたところ、ジェイミーさんは「祖父母と同居し世話をしてもらっていたんです」と告白。しかし祖父母ともに他界したため、3年前に住む場所を失ったのだと男性に説明した。
■力になることを決意
これに驚いた男性は、ジェイミーさんに温かい物を食べさせようと考えた。まずは食事に連れ出し、その後に地元のモーテルに宿泊できるよう手配したという。
さらには生活に必要な物をいくつか購入してジェイミーさんに与え、その様子を職員に撮影させてTikTokで公開。すると動画が話題になり、「何かできることはないですか」という問い合わせが多く寄せられた。