モト冬樹、東京五輪開催への危機感を吐露 「早く中止と言ってくれ」
医療現場が逼迫するなか「オリンピックのための看護師500人?」「病床確保?」「国民の命をどう思っているのか」と憤る。
■国民の命をどう思っているのか
この日、「早く中止と言ってくれ!」と題してブログを更新。
昨日の東京の感染者698人に対して、「少し減ったように思うけど、これからどっと増えそうで逆に恐いよね」と未だ収束の気配がない感染者数に触れ、「医療関係者も、全員ワクチン接種が終わっていないなかで必死に患者と向き合っている」と逼迫した医療現場の現状を訴える。
続けて、「この状況でオリンピックのための看護師500人? 病床を確保しろ? どう考えてもおかしな話だ」「国民の命をいったいどう思っているのか」と、東京五輪に向けた政府の対応に憤るモト。
■スポーツの祭典が「災典」に
さらに、「そこまでしてオリンピックを強行する意味がわからない」と五輪の開催そのものへ疑問を投げかけ、「この際、菅総理でも小池都知事でもどちらでもいいか早く中止と言ってくれ!」と強く中止を求めるコメントでブログを締めくくっている。
モトは、27日のブログでも、海外メディアで五輪の中止論が続出していることに触れ、各国の選手団や大会関係者の来日に伴い、変異ウィルスが持ち込まれたり感染が広がるようなことがあれば、「コロナに打ち勝つどころか、コロナの“災典”になってしまう」と五輪開催へ疑問を呈していた。
■ファン「よく言ってくれました」
この投稿には、多くの「いいね」がつけられており、「よく言ってくれました」「映画館ダメレベルで、オリンピックをどのように開催?」「先にするべき事があるでしょうに」など、モトの意見に賛同する声が多く寄せられた。
また、「国は、どっちを見ているのでしょう」「リーダーがきちんと中止と言ってほしい」「先にするべきことがあるでしょうに」と、政府やJOC、IOCへの不満のコメントも書き込まれている。
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(文/しらべぇ編集部・ゆきのすけ)