「預金と貯金の違い」をチコちゃんが解説 成り立ちが似て非なるものだった
『チコちゃんに叱られる』で預金と貯金について解説。違いはどこにあるのだろうか?
30日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ、「預金と貯金の違いは?」が注目を集めている。
■「どこにお金を預けるかの違い」
気になるチコちゃんの回答は、「どこにお金を預けるかの違い」という。お金を預けるという行為としても同じだが、同じように利益が出ること、誰でも使えるのは現代では同じ。
さて、その違いについては「貯金は昔の郵便局。今でいうゆうちょ銀行や農協協同組合や漁業協同組合に預けるお金」「預金は銀行や信用金庫に預けるお金」を指す。預け先によって呼び方が変わるが、預ける側としては全く同じだ。
■貯金の成り立ちは
貯金と預金を扱う金融機関は成り立ちがそれぞれ違うことに由来すると前置きしつつ、郵便局は明治8年に郵便貯金制度を創設して、「誰でもお金を郵便局に預けていつでもお金を引き出せる」という今と同じシステムで庶民が安全にお金を「貯めて」おくために使用されてきたという歴史がある。
この貯金という言葉はイギリスの郵便局で使われていた「Savings(とっておく)」を日本語訳にしたのが由来。