3時のヒロイン・福田麻貴、都のコロナ対策に「万策尽きた」 酒類提供禁止や消灯要請めぐり
酒類提供禁止や消灯要請など、有効性に疑問が生じている東京都のコロナ対策。3時のヒロイン・福田麻貴が、これらを「万策尽きた」と評した。
25日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、女性お笑いトリオ・3時のヒロインが出演。東京都のコロナ対策について、福田麻貴が「小池(東京都知事)さんは万策尽きた」と評した。
■3度目の緊急事態宣言
この日のトップニュースは、きょうから4都府県に発出された3度目の緊急事態宣言。番組は、対象となる東京都で都立公園の一律閉鎖、イベントの原則無観客開催、大型商業施設の休業要請など、厳しい措置が取られていることどを報じていく。
冒頭でMCの爆笑問題・田中裕二から「3時のヒロインも営業とか…」と尋ねられると、福田は「イベントがいくつかキャンセルになってて…」と仕事にもさっそく影響が出ていることを明かした。
■物議を醸す対策に「万策尽きた」
また、番組は飲食店での酒類提供禁止、看板・ネオンの消灯要請について、ネット上で「戦時中かよ」などと大きな物議を醸したことに触れながらクローズアップ。
コメントを求められた福田は、「確かに戦時中くらい有事ではあると思うんですけど、やっぱ心の活気も失われてしまうし…」と国民の自粛疲れを念頭に置いたような懸念を示す。
そして、「小池さん的には、多分もう万策尽きてるのかなっていう感じやと思うんですけど」と都の対策を評した。
■都の対策を疑問視
「最悪の状態になってから強い措置っていうのを今3回繰り返してるんですけども、もっとなんか、あらかじめ緩やかに飲食店の制限というか、席数減らしてもらったりとか…」と続ける福田。
「緊急事態宣言になってから補償金を出すんじゃなくて、あらかじめ投資として(店舗の)アクリル板の設備投資用にお金出したりとか」と、コロナ対策費の使途にも疑問を呈していく。
さらには、対策の有効性自体にも疑問を抱いているのか、「もっと緩やかに減っていったりとか、増えるとしても緩やかに増えていくような対策できなかったのかなって思いますね」と無念さをにじませた。
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(文/しらべぇ編集部・玉山諒太)