線路に落ちた男児を目撃男性が間一髪で救出 勇敢な行動に称賛相次ぐ
自分も死んでしまうかもしれない。そう知りながら、救う道を選んだ男性がいる。
電車にひかれそうになっている男の子を見て、究極の選択を迫られた男性。命がけで救いに行くか、それとも「間に合うわけがない」と考え諦めるか…。男性の選択が前者だったことを、『LADbible』など海外メディアが報じた。
■視覚障害のある母と息子が駅へ
17日午後5時過ぎのこと、インドの駅に視覚障害がある母親が現れた。一緒にいた6歳の息子はホームの端を歩いていたが、ある瞬間にバランスを崩し線路に転落。母親もすぐに気づいたが目が見えないため、男の子を救ってやることができなかった。
そのうえタイミングが悪く、電車がホームに急接近中だった。「もう電車は停まれない」と気づいたのは、この母子だけではなかった。
■決死のレスキュー
母親の悲痛な叫び声がホームに響いたことから、駅で働く男性が「大変なことが起きた」と気づいた。猛スピードで迫る電車、そしてホームに戻れず困っている男の子を見た男性は迷うことなく駆け出し、男の子を大急ぎで抱き上げてホームに乗せた。
それに続き自分もホームによじ登り、九死に一生を得た男性。もし数秒でも遅れていたら、男の子も男性も電車にひかれて亡くなっていたに違いない。