小池百合子都知事、会見で『島耕作』の名前が飛び出しネット騒然
23日の定例会見で、小池百合子都知事の口から人気漫画『島耕作』の名前が飛び出した。これにネット上は騒然となる事態に…。
23日、東京都の小池百合子知事が都庁にて定例会見を実施。会見中に、小池都知事から人気漫画の名前が飛び出し、ネット上が騒然となった。
■弘兼憲史氏と小池都知事が対談
22日、東京都の公式YouTubeチャンネルにて、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた最新情報を伝える動画『東京都新型コロナウイルス感染症最新情報~モニタリングレポート~』で、人気漫画『島耕作』シリーズの作者である弘兼憲史氏と小池都知事の対談の様子を配信した。
『島耕作』シリーズは、長期連載されている人気漫画で、サラリーマンの島耕作が課長からやがては社長、会長、そして相談役になるまでの出世街道を描いた作品だ。その時々の時事ネタを絡めた作風で知られており、「情報漫画」としての側面も持つ。
■会見でセリフを読み上げる
現在連載されている『相談役 島耕作』では、主人公の島が新型コロナウイルスに感染。ホテルでの宿泊療養の様子が事細かに描かれており、ネット上では大きな反響を呼んだ。
この日の会見で、小池都知事は、このエピソードについて「かつては課長だった島耕作が、なんともう相談役になられて。情報漫画といっていい。非常にわかりやすく、実際に宿泊療養した方に事細かにディーテールまで聞かれて、島耕作にされたということなんですね」と説明。
その後小池都知事は、島が高熱に苦しむワンシーンが写されたフリップを片手に、「突然、38度の高熱が襲ってくるなんて!! まったく想定していなかった。これがコロナというものか!!」と島のセリフを読み上げた。
■ネット上では驚きの声が
今回の会見を受け、ツイッター上では「島耕作も偉くなったんだな」「東京都から情報漫画って認められたのすごい」といった声が見られた。
また「小池さんが島耕作を朗読してる…」「状況がついていけてない」「今日の会見は、島耕作しか印象にない」といった驚きの声が多数寄せられており、小池都知事の口から『島耕作』の名前があがったことに衝撃を受けた人もいるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)