まるで「ダイヤのようなロウソク」が話題 作品への想いを作家に聞いた
独自ロウソクを作り続けて9年。作家が考えるロウソクの魅力とは…
2021/04/23 10:00
■ともしてこそ意味がある
ゆらり本舗さんには、「ロウソクは消耗品で、ともしてこそ意味がある」との想いがある。そのため、「ともすことで、その特別な空間と時間を楽しんでほしい」と話す。
また、愛知県岡崎市のロウソク店を訪れた際に、女将が語った「灯りは祈り」という言葉が強く印象に残っているという。阪神大震災や東日本大震災の節目の年に、鎮魂を願うキャンドルナイトも実際に行われている。
■自身のサイトを持つことが夢
素敵な作品を作り続けるコツについて、「ロウソクはいたってシンプル。溶かして、冷やして固めることでできる」と話す。
作品のヒントは、和菓子などのロウソク以外からインスパイアされることが多いそうで、「ロウソクとたし算していくことにわくわくする」と語る。
ゆらり本舗さんの作品は、現在通販サイト「minne(ミンネ)」で購入可能だ。手間がかかるため、量産できないことが今の悩み。今後については「作品のラインナップを充実させて、自身のサイトを持つことが夢」と述べた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)