尾木ママ、怒りと危機感で政府に注文 「戦時下である認識に立って」
尾木ママが「まん延防止措置」への期待に反省。現状に強い危機感を募らせ、政府へ向けて対策を提言している。
「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏が19日夜、自身の公式ブログを更新。大阪府や東京都が政府に緊急事態宣言発令の要請する方向であることについて改めて言及した。
■「まんぼうはやっぱりマンボウ」
各地で「まん延防止等重点措置」が適用される中、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況が続いている。
尾木ママは「『まんぼう』はやっぱりマンボウだった!!」のタイトルで、「途中から『まん延防止等措置』となどと慌てて言い換えしたものの、やはりマンボウさんのように、ぬるっと可愛いお魚さんでしたね」と切り出した。
■まるで国民総動員体制
続けて、「何のことありませんでしたね! 国民のほとんどが効果なんか期待していません。その通りでした。いやはや、『言葉に騙された感』が強烈です!」と指摘。
「新聞、テレビ、コメンテーター、そして、恥ずかしいことに尾木ママまでも、騙す側に立って大反省」と、自身も当初は効果を期待していたことを振り返った。
効果的な対策が示せないまま、国民が我慢を強いられていることに「中身がなんにもないくせに、まるで国民総動員体制みたい。表現の自由まで自己規制してしまいかねません! 反省、反省の尾木ママです」と記した。