「隣人を救うため命をかけた」と英雄を装った男 正体は放火犯と判明
ペラペラと嘘をつき、英雄になりきったある男。その凶行のせいで、近所の女性が重傷を負った。
燃え上がるアパートの室内から女性を救出するため、力を尽くしたと語ったある男。しかしその正体は英雄どころか極悪人だったことを、イギリスの『The Sun』などが報じている。
■突然の火災発生
2019年8月のこと、イギリスでアパート暮らしをする女性(50)が火災の発生に気づき震え上がった。そして女性が悲鳴を上げたところ、同じ建物で暮らす男(30)が猛ダッシュで女性宅に向かい、救うために力を尽くし通報もしたという。
女性は迫る炎から逃れるべく、窓から飛び降りることを決意。その結果、背中の骨を折り、現場にいた男も手などにやけどを負った。
■命がけのレスキュー?
男は到着した救急車に乗り込み、火災発生に気づいた瞬間から救出に向かうまでの経緯を説明。「警報と女性の悲鳴が聞こえたので、様子を見に出たんです」「するとドアの隙間から炎が吹き出していたので、難燃性生地のズボンをはいて女性を救いに行きました」などと話したという。
まさに命がけのレスキューだったことを強調した男だが、警察はその後にある事実を突き止めた。