尾木ママ、大阪の緊急事態宣言要請に怒り 「全てにおいて後追いの連発」
尾木ママが大阪の緊急事態宣言発令要請に苦言。吉村知事の後追いな対策に怒りを感じているようだ。
19日、「尾木ママ」の愛称で親しまれている教育評論家の尾木直樹氏が自身の公式ブログを更新。大阪府の吉村洋文知事が緊急事態宣言の発令を政府に要請する考えを明らかにしたことについて言及した。
■政府へ緊急事態宣言を要請
5日から「まん延防止重点措置」が適応されている大阪府内だが、感染拡大し続けているのが現状だ。
大規模集客施設への休業要請など、より強い拘束力がある緊急事態宣言の発令が必要と判断したようだ。20日午後に対策本部会議を開いて正式決定し、政府へ発令要請を出す予定となっている。
■発言と行動が一致しない
対策が慌ただしく変わっていく現状に尾木ママは「もう緊急事態宣言が発令するんだって!?」と驚きをあらわにしつつ、「結果論で悪いですが、何をドタバタしているの」と苦言を呈した。
「連日のテレビ番組出演で熱心に語っている割にはすべてにおいて後追い、後追いの連発」とメディアでの発言と行動が一致していないことを指摘。「感染防止策の基本は先手必勝なんですがーこれじゃ頼みの大阪モデルも政府と同じ?」と厳しい意見をつづった。
■我慢が限界を超え怒りへ
尾木ママは、国民は我慢が限界を超え始め、怒りに変わりつつあることを肌で感じているという。
娯楽など我慢を強いられている中、政府と自治体が責任のなすりつけ合いをしていたり、オリンピックを無理やりでも開催しようと動いていたり、ワクチンはドンドン遅れていたりと怒りの原因は上げ始めればきりがない。
2度目の緊急事態宣言、まん延防止重点措置とさまざまな対策を講じてはいるが、新型コロナウイルスの感染拡大は止まらない。まだしばらく自粛生活は続いていきそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)