在宅勤務中に分娩開始 赤ちゃんを取り上げた夫に妻は惚れ惚れ
出産はまだ先。そう思っていたのにいきなり産気づいた妻に、しっかり者の夫が寄り添った。
いきなり妻の股から赤ちゃんの頭が出てきたとしたら…。まさかの事態に驚きつつも立派に立ち会いお産を介助した夫について、シンガポールの『AsiaOne』などが報じた。
■始まった陣痛
シンガポールで公務員として働くある女性(35)は、第二子の出産を控え、在宅ワークに励む日々を過ごしていた。12日の早朝には腹が痛くなり陣痛を疑ったが、第一子の出産には7時間もかかったことから、とりあえずは自宅で様子を見ながら待機することにしたのだという。
痛みはあったものの、しばらくは仕事もこなせたこの女性。だが仕事関係のメールを送信した直後に、思いもよらぬ事が起きた。
■頭が出てきて焦った妻
メール送信直後に、女性はなんと破水。そこでトイレに駆け込んだところ、赤ちゃんの頭が少しだが飛び出した状態になっていたのだという。
これには家にいた夫(38)もさすがに慌て、すぐに救急車を呼ぶことに。しかし赤ちゃんはすでに生まれかけていたため、夫は大量のタオル、そして水を入れた手おけを用意しトイレに急行。電話で対応にあたった救急医療隊員の指示に従い、お産を介助することを決意した。