市川海老蔵、古典の教養交えて中国の国際戦略を解説 「人口が多いと切れ者も多いのだな」
市川海老蔵が、中国の経済圏構想「一帯一路」を独自に解説。古典の教養を交えた視点で反響を読んでいる。
■この言葉好きです
ブログは、「問ふに落ちず 語るに落ちる」と題して投稿。この言葉は、「人に聞かれたときには用心して話さないことでも、自分から話すときにはつい口を滑らせる」という意味で、近松門左衛門の人形浄瑠璃『女殺油地獄』にも登場する。
海老蔵は、「日本に残る物語の一節は、核心をつくものが溢れていますね。近松の作品の中にあるんです。私はこの言葉好きですね」と記した。
■誰が決めてるのかしら
さらに、「最近中国は思考の末にチョイスする言葉のセンスが凄いなーと思ってます」として、中国が掲げている発展モデル「双循環」や、巨大経済圏構想「一帯一路」に触れ、「誰が決めてるのかしら」と切り出した。
「一帯一路」は、古代の中国とヨーロッパを結んだシルクロードになぞらえて、「シルクロード経済ベルト(一帯)」と「21世紀の海上シルクロード(一路)」で構成されている。