ソフトクリーム製造機から直接口に… 焼肉店員の不適切行為が拡散し運営会社が謝罪
焼き肉チェーン「韓国苑」のアルバイト従業員による不適切動画がSNSで拡散。運営会社の「大心産業」は謝罪文を掲載。
2021/04/15 19:15
15日、焼肉店「韓国苑」を展開する大心産業(大分県別府市)が、SNS上で拡散されたアルバイト従業員の不適切動画が問題となったことを受け謝罪した。
■代表取締役が謝罪
同日、同社は公式サイトに小野久美香代表取締役の署名で謝罪文を掲載。「弊社が運営する韓国苑別府店において、アルバイト従業員による不適切な行為を撮影した動画が、令和3年4月14日に個人のSNSアカウントで公開された事実を確認致しました」と言及。
「コロナ禍で衛生管理が問われる中、当該行為によりお客様に大変不快な思いをさせてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
■問題の動画は…
問題となった動画は30秒で、店名が分かるシャツを着た数人の従業員が、調理場内で食品を口いっぱいにほおばって吐き出したり、ソフトクリームメーカーから口に直接流し込む様子などが映されていた。
同社は「その動画に関与した4名のアルバイト従業員より聴取したところ、不適切行為を認めましたので懲戒解雇処分と致しました」と報告。
■厳粛な対応進める
「今後は保護者同伴で話し合い、当事者に対し厳粛な対応を進めて参ります」と今後の対応を明かしたうえで、「弊社では今回の事件を重く受け止め、常日頃の教育不足を猛省致します。直ちに再度従業員教育を徹底し、再発防止に努めて参ります」と再発防止に努める姿勢を示した。
最後は「この度は、お客様に多大なご迷惑とご不快ならびにご心配をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます」と再度、謝罪の言葉で締めくくっている。
■モラルを問う声
ツイッターでは「焼肉店員」「不適切動画」といった関連ワードがトレンド入り。
ユーザーからは様々な反響が寄せられ「一時期続いて問題視されてたけど、まだこんな人いるんだね」「似たようなことが過去に何度も起きてその都度騒ぎになってるのに、なぜやってしまうのか」とアルバイト従業員のモラルを問う声が多数寄せられた。
一方で、「社員の責任者がいないとやっぱダメなんだなあ。バイトだけにすると怖い」など店舗や運営会社に問題があるのではないかという声も見られた。
・合わせて読みたい→薬丸裕英、森会長の謝罪会見に呆れ 「なんのためにやったんですかね…」
(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)