爆笑問題、『Nスペ』で新型コロナ終息に迫る 「だんだん前向きに」
爆笑問題が司会を務めるNHK『新型コロナ 全論文解読2』。25万本以上の論文の解析から終息への道筋を探る。
お笑いコンビ・爆笑問題が司会を務める、NHKスペシャル『新型コロナ 全論文解読2 ~AIで迫る 終息への道~』が、18日よる9時より放送される。
■25万本以上の論文を解読
同番組は、昨年11月放送のNHKスペシャル『新型コロナ 全論文解読 ~AIで迫る いま知りたいこと~』に続く第2弾となる。
後遺症や冬の第3波のリスクについて取り上げた第1弾の反響を受け、今年1月から制作に着手。新型コロナウイルスに関連する25万本以上の論文を、NHKが開発した人工知能で徹底解読したところ、日本における「終息への道」を見通すカギが見えてきたという。
■ワクチンの「本当の効力」とは
現在、日本ではまたも感染拡大が深刻化する中、高齢者へのワクチン接種が開始された。ワクチンの効果はいつ、どのように現れるのか。感染力が強いとされる変異株に打ち勝つことはできるのか。かつてのような日常に戻れるのは果たしていつになるのか。
これまでに発表された全論文の解析に加え、世界のトップ研究者への取材も交えて、最先端の科学情報をひも解きながら終息への道筋を探っていく。
全論文の解読から見えてきたのは、感染力を増した変異株に対する、ワクチンの「本当の効力」だった。さらに、「ある要因」によって今後の終息へのシナリオに大きな違いが現れることも浮かび上がってくる。平穏な日常を取り戻すために、今こそ知っておきたいことに迫っていく。
■世界は力強い
第1弾に続いて司会を務める爆笑問題の2人からのコメントが到着した。
田中裕二:前回も興味深かったので、続編が決まりうれしかったです。収録ではいろんな専門家の方のお話も聞けて、新型コロナ研究の最先端状況や、研究者の皆さんは何について議論し興味を持っているのかを、かなりの情報量で知ることができました。
そういったことは普段、雑誌とか新聞だけではなかなか分からないので、すごく贅沢な番組だと思います。新型コロナに興味ない人なんて今いないですからね。どんな人が見ても、何かしら興味深い内容になっているんじゃないでしょうか。
太田光:よく「全論文」を読んだなと思いましたね。よく読む時間があったなと。だって25万本でしょ。俺は無理だなって。収録でいろんなお話を聞いたら、なんとなく「先が見えてきたかな」っていう印象はありますね。ワクチン接種が始まって、どこまでスピーディーにできるかにもよるけど。
人の気持ちもだんだん前向きになっていくといいなと思いました。一つの病気に世界中の医師なり、感染症の専門家が集中的にこれだけ研究して、それを実現する技術があるっていう世界は力強いと感じました。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)