玉木宏、アメリカのサブカルチャー史に「活力が高まる刺激的な時間」
玉木宏がNHK・BSプレミアム『世界サブカルチャー史』でナレーションを担当。70年代の文化史に刺激を受けたようだ。
■アメリカの70年代を考える
同番組では、2014年に放送された『ニッポン戦後サブカルチャー史』や、現在放送中の『欲望の資本主義』から連続した問題意識で、アメリカの1970年代を考える。
戦後サブカルチャーの発信地であるアメリカ。「自由と民主主義の実験場」といわれる同国の迷走は、「空白の70年代」に始まったのか。
■異色の歴史エンタメ・ドキュメント
1960年代半ばから続いたベトナム戦争の傷跡が残るなか、1970年代のアメリカでは、超常現象やオカルトのブームが巻き起こる。
『イージー・ライダー』『ゴッドファーザー』『ジョーズ』『未知との遭遇』『サタデー・ナイト・フィーバー』『ディア・ハンター』『タクシードライバー』『地獄の黙示録』といった映画作品と、当時の記録映像から時代を読む異色の歴史エンタメ・ドキュメントになっている。
■コメントが到着
番組のナレーションを務めた玉木からのコメントが到着した。
玉木:全世界のエンターテインメントの礎を築いたと言っても過言ではない、1970年代アメリカのサブカルチャー。
アンダーグラウンドから見る文化史は、若者が抱く夢、勢いを同時に感じることができ、私自身の今、これからを見据え、ふんどしを締めてかかるような、活力が高まる刺激的な時間でした。ご期待ください。
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(文/しらべぇ編集部・けろこ)