新生活が始まったら必ず確認してほしいこと 警視庁が呼びかけ
入学や就職で始まる新生活。スーパーや病院の確認も大切だけど、もしものときの「避難所」の確認も忘れずに!
4月に入り、入学や就職で一人暮らしをする人や、心機一転で引っ越したという人は多いはず。期待と不安が入り交じる新生活だが、「もしも」のときのために必ずやっておかなければいけないことがある。
警視庁警備部災害対策課の公式ツイッターが5日、新生活を送る人たちに「避難所の確認」を呼びかけた。
■自治体のホームページでチェックできる
入学や就職の関係で、これまで住んでいた遠く離れた場所で住むケースも多々あるだろう。スーパーマーケット、病院、学校などの場所や、交通機関のチェックも必要だが、同アカウントは「新しい生活環境での避難所や避難場所を、自治体のホームページなどで確認しておきましょう」とツイート。
「道順や所要時間を事前に確認しておくことで、いざというときに少しでも落ち着いて行動できると思います」と呼びかけた。
新年度に入り、入学や就職等により今までと異なる場所で生活を始める方もいらっしゃると思います。新しい生活環境での避難所や避難場所を、自治体のホームページ等で確認しておきましょう。道順や所要時間を事前に確認しておくことで、いざという時に少しでも落ち着いて行動できると思います。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) April 4, 2021
■「もしも」のときに備えよう
各自治体のホームページだけでなく、「Yahoo!」の天気・災害のページに「避難場所マップ」でも検索が可能。ここでは市区町村を入力して検索するだけでなく、災害の種類でも絞り込みをすることができる。
新生活での忙しさに追われてしまい、後回しになりがちな避難所の確認。同アカウントの投稿には「思った以上に所要時間がかかることを知りました。確認して良かった」との声も寄せられており、準備をしておくことの大切さがわかる。
■読んで楽しいお役立ち情報も
同アカウントでは他にも、モバイルバッテリーなど防災用品の点検を呼びかけたり、車内備蓄を推奨したりと、災害時に役立つ情報を発信している。
また、「備蓄食料品をおいしく食べる方法」「少量の水で作れる蒸しパスタ」「災害時に備えた犬のしつけ」などの情報も。ツイッターを利用する人はフォローしておくと良さそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)