西武、野手陣離脱も安定した投手陣で5連勝 注目は防御率0.00の平良海馬投手

最速160km/hの平良投手。パ・リーグ最強打者、柳田外野手との勝負に興奮したファンも多いのではないか。

埼玉西武ライオンズは4日、敵地・PayPayドームで福岡ソフトバンクホークスに4対2で勝利し、今季5連勝。2位とゲーム差1の首位に立っている。


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■注目は8試合で20失点の投手陣

埼玉西武ライオンズ・外崎修汰

西武といえば強力な野手陣がそろう「山賊打線」に注目が集まるが、山川穂高内野手や栗山巧外野手、外崎修汰内野手といった中心選手がケガで離脱しており、厳しい状況が続く。

代わりに出場している呉念庭内野手や渡部健人内野手らの活躍も目立つが、一番注目したいのは8試合で20失点(1試合平均2.5失点)の投手陣だ。

昨季の西武はチーム防御率が4.28とパ・リーグ最下位。しかし今季は先発も中継ぎも安定し、これまでの最多失点が4と一度も試合を壊していない。

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■防御率0.00の平良投手と増田投手

埼玉西武ライオンズ・平良海馬

その中でも大きな活躍をみせているのは中継ぎ陣である。勝ちパターンはセットアッパーの平良海馬投手とクローザーの増田達至投手、その他にも佐野泰雄投手、宮川哲投手、リード・ギャレット投手、伊藤翔投手などがそろう。

終盤の8、9回を投げる平良投手と増田投手は、防御率0.00の圧倒的な成績を残しており、相手チームとしてはビハインドで試合終盤を迎えたくないことだろう。


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■柳田外野手との勝負にも…

とくに印象的だったのは、4日のソフトバンク戦。2点リードの7回裏1アウト1塁で登板した平良投手が、柳田悠岐外野手とジュリスベル・グラシアル内野手から連続三振を奪ったシーンだ。

パ・リーグ最強打者の柳田外野手に対して、インコース高めに投じた158km/hのストレートで三振。興奮したファンは多いのではないか。今後も平良投手を中心とした中継ぎ陣の活躍から目が離せない。

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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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