警察が行方不明の家族を発見 遺体をゴミ袋に詰められた遺族に同情の声
愛する家族の失踪・死亡確認に続き、遺体を雑に扱われ、大きなショックを受けた人たちがいる。
大事な人が亡くなると、遺族は「立派に送り出してあげたい」と思うものだ。しかしある遺体を当局があまりにもぞんざいに扱い、遺族の心をズタズタにしたことを、『The Sun』などが報じている。
■男性の失踪
2020年の春、メキシコで暮らしていた男性(30)が、家族に会うため実家に出かけた。しかしその際にトラブルに巻き込まれたとみられ、男性は失踪。行方が分からなくなった数カ月後には、男性の居場所を示すメモが送られるなど、大きな動きもあったという。
家族はすぐに警察に連絡しメモについて話したが、対応にあたった警官らは「犯行グループが金を巻き上げようとしている」と判断。「相手にせず、放置しておきなさい」と家族に伝えたという。
■ようやく見つかった遺体
その後、男性の家族は実家から車で4時間ほどの場所で遺骨を発見。変わり果てた姿になっていたものの遺体は確かに男性で、姿を消した日に身につけていた服を着たままだったという。
いったい誰が、何のために男性を殺害したのか。事件の詳細は分からないままだというが、『The Sun』は「誘拐され殺害された」と断定的に報じている。