10歳女児が妊娠・中絶の被害で地元を去るも… 加害者はわずか12年の実刑判決
強姦された女児が妊娠…。中絶を余儀なくされたものの、加害者に下されたのは驚くほど軽い量刑だった。
10歳の女児が襲われ、妊娠。それから5ヶ月後に被害が発覚したこと、その後に逮捕された加害者に実刑判決が下されたことを、『AsiaOne』などが報じている。
■10歳女児が妊娠5ヶ月に
ある年の8月のこと、中国・山東省で暮らす女児(当時10)が医師の診察を受けた。体調の異変を訴える女児の健康状態を確認した医師は、そのお腹に赤ちゃんがいることに気づき驚いた。
詳しく検査した結果、女児はこの時点で妊娠5ヶ月になっていたという。慌てた医師は、すぐに上司に検査結果を伝達。病院側の通報を受けた警察はすぐに捜査を開始し、加害者の身元を特定して身柄を確保した。
■女児の苦境
その一方で、お腹が膨らみつつあった女児は中絶手術を受けたという。心身ともに受けたダメージは甚大で、その後にカウンセリングを受けて立ち直りを目指した。
だが現実は厳しく、女児は地元の住民から白い目で見られることを恐れ、母親と一緒に別の土地に引っ越すことに。女児の母親も女性団体に協力してもらい、新天地で就職したと伝えられた。