唐沢寿明、完全に想定外な「役」に戸惑い 「ごまかし効かない現場だった」
俳優の唐沢寿明がシヤチハタの新CM発表会に登場。人生初の演技に不安を覚えたという裏話を明かした。
俳優の唐沢寿明が31日、東京・銀座で開催された電子決済サービス「Shachihata Cloud(シヤチハタクラウド)」新CM発表会に登場。
CM収録時、異例の演技指示を受け大きな戸惑いを覚えたと明かした。
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■初体験の演技
シヤチハタクラウド最大の特徴は電子印鑑。CMでは様々な書類に押印するできるビジネスマン・唐沢の姿が映し出される。
その撮影を振り返った唐沢は「じつはセリフが一切無いんです。顔の表情と体の動きだけで、サービスのメリット、手軽さを伝えて欲しいという指示を(監督から)受けて。言葉ではごまかしが効かない現場だった…」と、想定外のタフミッションだったことを明かした。
さらに「(CM出演で)セリフが一切ないのは初めてでね…。コンテを見た時はまったく意味がわからなくて、現場で監督に聞いて『あ、そういう風に作りたいんだ』と理解ができたんです」とも。
■「自分に降りてきた」
約40年のキャリアを持つ唐沢だが、この演出には少なからず戸惑いもあったもよう。
「テレビ用、ネット用とかなりのパターンを撮りましたね。『これ撮影終わらないんじゃないか』と思うほどで…(笑)」と覚悟も口にしたが、そんな心配とは裏腹に撮影は予定より“2時間前倒し”で終わったとか。
「あの日は何かが自分に降りてきた感じがありましたね(笑)」と回顧する唐沢だった。
■弁当の契約書
トークセッション終了後は実際にシヤチハタクラウドを使って契約書に電子印鑑を押すことに。
契約が無事結べると、楽屋での弁当が超豪華になるという企画で、「このハンコ押さないと、お弁当食べられないんですか!?」と不安げな表情を見せ会場を沸かせるも、無事押印が完了し弁当ゲットとなった。
最後は、「印鑑を押す文化は日本の文化ですから、いつまでも残って欲しいと思いますね。印鑑じゃなくてサインだけとなると、なんだか日本っぽくないなぁと思います。印鑑の形にも、色々なストーリーがありますからね」と話し、笑顔でイベントを締めていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)