東京都教諭、3月中に9人懲戒免職の理由が「保護者との性行為等」 驚愕の実態を聞いた
盗撮、痴漢、生徒・保護者への性行為。教師というより、人間性に問題がある実態。
2021/03/30 20:50
■厳格な処分内容を明文化
東京都は、教職員によるわいせつ行為や体罰について厳正に対処すべく、具体的な処分内容を明文化している。同意の有無を問わず、児童・生徒に性行為を行った場合(未遂を含む)は、一度で懲戒免職。
また、極めて悪質または危険な体罰を繰り返した場合、児童・生徒の苦痛の程度が重いとき(欠席・不登校)は懲戒免職処分だ。厳格な処分内容を、具体的明文化していることは全国的にみても珍しい。
しかし、毎年10人から20人が懲戒免職になっている実態がある。教委の聞き取りに対しては「魔が差した」などと話しているという。
■悪質行為者の実名公表
埼玉県や千葉県でも、教諭のわいせつ行為による懲戒免職が相次いでいる。東京都や横浜市、川崎市の特に小学校教員採用試験において、倍率が長らく低い状態が続いてきた。生徒・児童との距離感を間違えている不適格教員が、一部まぎれこんでいる可能性が高い。
東京都教委の担当者は、「研修を引き続き徹底していくこと、処分内容を教員間で共有し危機感を植えつけるとともに、悪質行為者の実名公表を続けていく」と述べた
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)