4月1日から買い物をするときに「大きく変わること」 値札をみると…
4月1日からいよいよ「総額表示」が義務化。これに伴って多くの企業が価格改定を行い、モノの値段も変わってくる
■多くの外食チェーンで価格改定
その一方で、飲食チェーンでは総額表示の義務化に併せて、価格改定を行う企業が目立っている。
丸亀製麺は、4月1日より看板商品の「釜揚げうどん(並)」は税込み290円で据え置くが、「かけうどん」「ぶっかけうどん」「釜玉うどん」などの一部メニューを20円~30円ほど値上げへ。
モスバーガーも、4月1日からイートインとテイクアウトが同じ税込み価格へ改定される他、昨今の社会情勢を踏まえ、硬貨の受け渡し低減のため、商品価格は全て10円単位に。また、「モスバーガー」や「とびきりハンバーグサンド」などの一部メニューは20円~30円ほど値上げへ。
長崎ちゃんぽんのリンガーハットは、3月1日からすでに端数の切り上げ・切り捨てを行い、長崎ちゃんぽんが649円(税込)→650円(税込)となるなど、1円単位での価格改定が行われている。
■スーパーなど対応に追われる店も
総額表示の義務化に伴い、対応に追われる店も。しらべぇ編集部員が訪れた神奈川県内のスーパーでは、総額表示に対応するための作業を行う都合で、営業時間が変更されるというアナウンスが、店内に響いていた。
インターネット上では「買い物をするほうとしては総額表示だと分かりやすいし助かる」という声の他、すでに総額表示・価格改定が行われた企業のチラシなどを見て、小さいようで大きな変化に様々な声がつぶやかれている。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)