4月1日から買い物をするときに「大きく変わること」 値札をみると…
4月1日からいよいよ「総額表示」が義務化。これに伴って多くの企業が価格改定を行い、モノの値段も変わってくる
3月31日で消費税転嫁対策特別措置法が失効し、4月1日より、税込み価格表示(総額表示)が義務付けられる。これにより、買い物をするときに商品の購入額が計算しやすくなる他、「価格改定」を行う企業も少なくなく、物の値段も大きく変わってきそうだ。
■「990円+税」は禁止に
総額表示が義務化されることにより、従来の「990円+税」「990円(税抜)」「990円(本体価格)」といった、お得感のある本体価格のみの表記は禁止されることになる。
但し、「990円(税込1,089円)」など、税込み価格が明確に表記されていれば、税抜価格や消費税額を併記することは可能だ。
■ユニクロ・GUは値下げ
ファーストリテイリングの「ユニクロ」「GU」では、これまで「1,990円+税」等と本体価格のみを表記していたが、今年3月12日より、本体価格をそのまま「税込み価格」とし、全商品が実質9%値下げされている。
より手頃な価格となったことに、同社の対応にはインターネット上でも歓喜の声があがった。店内のポップも「+税」表記が消え、お得感を実感することができた。