東京都、29日のコロナ新規感染者は234人 「増える一方」と苛立ちの声も
7日間移動平均の前週比は118.1%。2日続けて350人台を突破し、右肩上がりで増加している。
東京都福祉保健局が発表した29日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数(速報値)は、234人となった。重症者数は前日から1人減少して40人、65歳以上の新規感染者数は11人減少して54人だった。
■月曜の200人台は1ヶ月半ぶり
2021年以降の月曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月8日の116人。以降は増えつつも100人台で推移してきたが、ついに200人台を突破。月曜としては、2月15日以来となる。前週からは47人増加した。
なお、前日と比較すると79人減少した。
■移動平均は350人超え
直近7日間の移動平均は357.7人と9日続けて300人を超え、2日続けて350人台に。対前週比では118.1%と5日連続で上昇している。19日連続で100%を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が最も多く54人、40代が36人、30代と50代が31人と続く。男女別では男性123人に対して女性は111人。参考となる3日前(3月26日)のPCR検査実施件数は、5,051件と発表されている。東京都の累計感染者数は120,208人となった。
■「減るどころか増える」
新規感染者がまったく減らない現状に、ネット上では「減るどころか増える一方だ」「月曜でこれはちょっと…」など不安や苛立ちの声が目立つ。
3月21日までの緊急事態宣言解除は果たして正しい判断だったのか、早くもその結果が問われている。
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(文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)