東京都、27日のコロナ新規感染者は430人 前週比88人増で花見客への懸念も
7日間移動平均の前週比は114.8％。3日連続で上昇し、感染拡大に歯止めがかかっていない。
東京都福祉保健局が発表した27日15時時点の東京都内の新型コロナウイルス新規感染者数（速報値）は、430人となった。重症者数は前日から1人減少して44人、65歳以上の新規感染者数は13人減少して70人だった。
■前週比で88人と激増
2021年以降の土曜日の推移を見てみると、最も少なかったのは3月6日の293人。以降は300人台で3週連続増加してきたが、今週は88人と大きく増加し、400人台を突破した。
なお、前日と比較すると54人増加している。
■移動平均は340人超え
直近7日間の移動平均は342.9人と7日続けて300人を超え、ついに340人台に突入。対前週比では114.8%と3日連続で上昇している。17日連続で100％を上回ったことになる。
また、年代別では、20代が最も多く107人、30代が74人、40代が56人と続く。男女別では男性229人に対して女性は201人。参考となる3日前（3月24日）のPCR検査実施件数は、8,110件と発表されている。東京都の累計感染者数は119,661 人となった。
■花見客への懸念も
感染が拡大を続ける状況に対して、ネット上では「やっぱり増えてる」「増え方がヤバい」といった心配の声が目立つ。
また、満開を迎えた都内の桜の名所はごった返すような大混雑となっているが、「花見の人出が関連しているのではないか」と懸念するコメントも見られた。
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（文／しらべぇ編集部・タカハシマコト）
