台湾・スシローが「名前に鮭が付く人は食べ放題」 食いついた人々が改名する騒動に
ある条件を満たせば、タダで寿司を好きなだけ食べることができる。そう聞いた人たちが、あることを思いついた。
「無料」「しかも食べ放題」と聞けば、やはりそそられるものなのか。ある店の企画について知った多くの人たちが、驚きの行動に出たことを『LADbible』などが報じた。
■寿司屋のイベントに熱狂
台湾にある寿司屋のスシローが、客を呼ぶためにある企画を思いついた。それは「鮭という漢字が名前に含まれるお客様は、無料で食べ放題をどうぞ」「1組につき6名様までご招待可能」「2日間限定の企画です」というもので、これには店側の期待通り、多くの人々が驚き喜んだ。
店側は「ごく少数の客しか条件にマッチしない」と考えていたようだ。しかし、客の一部はあるとんでもないアイデアを思いつき、それを実行に移した。
■客らの暴走
「名前に鮭という漢字が含まれさえすれば、寿司を無料でたらふく食うことができる」。そう考えた200人以上が、鮭のつく名前に改名。
中には『張鮭魚之夢』と改名した人もいたことから、海外メディアは「寿司のために“サーモンドリーム”という名前に変えた人がいる」と大きく報道した。
また中には、仲間らに「本来なら支払うべき料金の3割だけ俺にくれ」と声をかけ、店に行った客もいたという。無料でたらふく食べ、友人らにも喜ばれ、しかも小遣いまで稼げた同男性は、メディアの取材に応じ「仲良くしてくれる友達に恩返しができました」と話した。