ビートたけし、団塊の世代の悲しみ明かす 「早くくたばれって言われてる」
『Nキャス』でビートたけしが団塊の世代を自虐する一方、世間の目が厳しくなっていることを明かした。
20日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしが出演。団塊の世代が若い人々に思われていることを語った。
■これからはZ世代の時代へ
番組では、これからの時代を担う世代として「Z世代」を特集。Z世代とは、1995年以降生まれの人々を指し、現在大学生~社会人3年目くらいのことだ。
Z世代を説明するために他の世代もカテゴライズ。団塊の世代、しらけ世代、新人類、バブル、団塊ジュニア、氷河期世代、ゆとり世代、Z世代と分類した。
アメリカでは、X世代・Y世代と呼ばれる世代もいるようだ。世界の3分の1を占めるZ世代を研究すると世界の消費がわかるとされているという。
■「はやくくたばれって言われてる」
団塊の世代にカテゴライズされるたけしは、「これが役に立たない世代なんだまた。言う事聞かないし、仲悪いし」と自虐。
安住紳一郎アナも「一生懸命頑張ってきたはずなのに社会を歪めているのはこの世代なんじゃないかなんて言われていて…」と高齢者に対する当たりが強くなっていることを話す。
たけしは「そうそう」と共感。現在世界的に流行する新型コロナウイルスは高齢者の死亡率が高くなっていることをあげて、「我々が重症化するのはありがたい」とたけしは感じているようだ。
続けて「早くジジイはくたばれって言われてる。年金の問題だって…」と生まれた年代だけで色々言われてしまうことを悲しんだ。
■3割が「ゆとり・さとり世代に悩む」
若い人が高齢者、中年の人に対して厳しくあたるイメージもあるが、反対に年上の世代が若い人々に対して苛立ちなどを持つこともあるだろう。
しらべぇ編集部では全国30〜60代の男女704名を対象に調査したところ、全体の32.8%が「ゆとり・さとり世代との向き合い方に悩まされた経験がある」と回答した。
戦後の社会は急速に変化し続けている。10年も生まれた年が違えば取り巻く環境や考え方にも大きく変わる。互いが互いに違和感を持つのは仕方ないのかもしれない。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)
対象:全国30〜60代の男女704名(有効回答数)