「花見禁止」の代々木公園 今からは想像絶する1年前の状況とは
今年は立ち入り禁止エリアが設けられて花見が「禁止」の代々木公園。ちょうど1年前の状況を振り返ると…
■今では考えられないマスクなし集団会食
桜の木の下には、例年ほどではなかった数多くの酔客の姿が。ビニールシートを敷いて大量の料理やお酒を持ち込み、食事しながらマスクをする人の姿はほぼゼロだった。
昨年の花見客は、老若男女さまざま。日本人だけでなく外国人の姿も多く見られた。ただ、コロナ以前は芝生が見えなくなるくらいビニールシートが敷き詰められるため、1年前の段階でも花見を控えた人は少なくなかったようだ。
■トイレも長蛇の列だった
桜の名所となっている公園で花見の宴会をする際、問題になるのはトイレの混み具合。とくに個室が必要な女性用トイレは列が長くなることが多い。昨年も例年ほどではないが、女性用トイレは長蛇の列をなしていた。
花見は禁止されているにもかかわらず、今年も園内に多く設置されている仮設トイレ。ゴミ捨て場も臨時に拡大されており、行政の対応にはチグハグさを感じざるを得ない。
■9割以上が「やり方変える」
なお、しらべぇ編集部がツイッターユーザーを対象に実施した調査では、「普段通りに集まって花見を行う」と答えた人はわずか8.3%。
「散歩して眺める程度にとどめる」という人が圧倒的に多くなっており、今年は「ニューノーマル花見」が拡がるかもしれない。
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)