クイズに挑戦 「春分の日は昼と夜の長さが同じではない?」など問題2選

日本では春のお彼岸として大切にされてきた春分の日。日に日に昼が長くなるのが感じられますが、じつは意外な事実も。

■正解は…

答えは「イラン暦」。ペルシア暦やイラン太陽暦、ヒジュラ太陽暦などとも呼ばれます。春分の日はノウルーズ(ペルシア語で「新しい日」の意味)と呼ばれる祝日で新年を祝賀し、農業にも深く関わることからイランだけでなく中央アジアなど広い地域で祝われています。

ノウルーズ
(Angelina Bambina/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

2010年、国際連合総会は春分の日を「ノウルーズ国際デー」として正式に承認しました。


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■秋分を元日としていた仏革命暦

ちなみに、フランス革命暦は春分ではなく秋分の日を元日と定めていました。フランス革命で王政が廃止されたグレゴリオ暦1792年9月22日(秋分の日)を元年元日として、グレゴリオ暦1805年12月31日まで使用されています。

あっという間に廃れたフランス革命暦ですが、月の呼び名として「ブリュメール(霧月)」「テルミドール(熱月)」あたりは、世界史の授業で習うせいか今でも少しだけ知られていますね。

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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト

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