磯村勇斗、いわゆる「若手イケメン俳優」らしからぬ地道で泥臭い人生
磯村勇斗が、21日放送の『情熱大陸』(MBS・TBS系)に出演。進むべき道筋を見失いかけていた俳優が、悩みもがいた末に新たにした覚悟とは。
2021/03/20 09:30
■地道で泥臭い人生を選択
朝ドラヒロインの爽やかな恋人、ケンカとなれば手段を選ばないヤンキー、彼氏を振り回す同性愛者、既婚の上司に全裸で愛を叫ぶイケメン社員…強烈な個性を演じきる力には定評がある。
磯村は今、次世代を期待される俳優として存在感を放つ28歳。いわゆる「若手イケメン俳優」らしからぬ、地道で泥臭い人生を選んできた。
■高校2年で地元劇団へ
俳優を志したのは中学生の時。上京は親の猛反対を受けて断念し、高校2年で地元劇団の門を叩いた。大半が高齢だった団員の中で、磯村は芝居の基礎、そして演じる喜びを学ぶ。大学進学を機に上京し、アルバイトをしながら小劇場の舞台に出演する毎日を送っていた。
台本を現場に一切持ち込まないのも、役に合わせて髪型を徹底的に作り込むのも「俳優なら当たり前」と一蹴する磯村のストイックさは、そんな日々の賜物だろう。