空気清浄機はココに置くと効果絶大 ダイキンの発表が目からウロコ
空気清浄機は「置く場所」によって花粉の吸込量に大きな差が。もっとも効率的な場所は…
本格的な花粉シーズンが到来。花粉を家に入れたくないが、感染症対策のためにしっかり換気もしなければならない中、ダイキン工業がシミュレーション結果に基づく「効率的な空気清浄機の置き場所」を発表した。
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■置く場所で花粉の吸込量に差
同社が全国の男女529人を対象に実施した「花粉シーズンにおける空気清浄機の使用法に関する意識調査」によると、春の花粉シーズン(2~4月)に空気清浄機を使用している人は37.6%。また、効率的だと思う空気清浄機の置き場所に関する質問では「部屋の壁際」と答えた人が34.2%と最も多かった。
しかし、今回のシミュレーション結果では、「空気の入ってくる窓の正面の隅」が、花粉の吸い込み量が最も多く、効率的であることが判明したという。
■「空気の入ってくる窓の正面の隅」へ
外の空気とともに窓から部屋に入ってきた花粉は、気流に乗って窓の正面の壁にぶつかり、壁に沿って左右に広がっていく。
このため、空気清浄機を使用するときは「空気が入ってくる窓の正面の隅に置く」ことで、壁に沿って広がる花粉を効率的に吸い込むことができるという。ちなみに、「空気が入ってくる窓の正面の隅」とは、上の図でいうと「A」の位置。
また、風量が大きいほどたくさんの花粉を吸い込んでくれるため、「今日は花粉がとくに沢山飛んでいそう」だと感じるときは、風量を上げておくと良さそうだ。
■2割強が「花粉症に苦しんでいる」
昨今では「国民病」とも言われている花粉症。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,589名を対象に実施した意識調査において、「花粉症に苦しんでいる」と回答した人は、全体で23.8%だった。
置く場所によって花粉の吸込量が変わってくる空気清浄機。少しでも快適に過ごすことができるよう、空気清浄機を「空気が入ってくる窓の正面の隅」に置くことが可能な人は、ぜひ参考にしてみてほしい。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国20代~60代1,589名 (有効回答数)