偶然にも動物病院に迷い込んだ重病の犬 獣医師らの善意に救われる
元気のない野良犬を見て胸を痛めた獣医師が、迷わず救いの手を差し伸べ命を救った。
■国中から寄せられた善意
弱った犬が病院に入る様子、また獣医師が診察する様子をとらえた監視カメラ映像が公開されると話題になり、多くの人が胸を打たれた。
「ぜひその犬を飼って大事にお世話したい」というメッセージが国中から寄せられているというが、獣医師は慎重に新たな飼い主を見つけたいと考えている。
■獣医師の思い
「ぜひ僕に飼わせて」「代理の人間に犬のお迎えに行かせます」という申し出もあったが、獣医師は慎重。「引き取ってもいいとおっしゃる方は、ぜひ直接こちらにいらしてください」「お話をさせていただいて、条件などを確認させていただきたいのです」と話している。「優しく責任感のある飼い主に、家族として迎えてやってほしい」という獣医師の願いが叶う日も、遠くはなさそうだ。
この動物病院では、犬の治療にかかる費用を集めるためネットで寄付を募っているというが、集まったお金が目標額を上回った場合、余分なお金は動物愛護団体に送ると表明している。
たまたま動物病院に迷い込んだ犬が出会えた、親切な獣医師。そこから広がった善意で、多くの困っている動物が救われそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)