「ごめんなさい」と謝る善良な10歳息子を絞殺 父親の理不尽すぎる殺害動機とは
息子に対する父親の異常な愛情と歪んだ思い込みが、取り返しのつかない行動に直結してしまった。
■地獄に対する異常な恐怖心
警察が駆けつけたとき、息子はすでに死亡していた。事情を聞かれた父親は、「僕は多くの罪を犯したので、地獄に行く運命なんです」「息子も成長すれば、罪深いことをするでしょう」「僕みたいな人間になってほしくなかったんです」と話した。
さらに「息子が罪深い行動に及ぶ前に殺して、天国に行かせてあげたかったんです」とも付け加えたという。
■子供を持たない選択肢も
しらべぇ編集部が全国10~60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の65.8%が「子供をつくらない結婚のかたちもありだと思う」と回答した。
成長する過程で、子供は失敗もすれば間違えたこともする。それを正しながら育てるのが親の役目であるにもかかわらず、この父親は人の親になる意味がよく分かっていなかったのかもしれない。そのため息子の地獄行きを恐れ、愛していたにもかかわらず殺してしまった。
「お前を殺す」と言われてもなお「パパ、ごめんね」と謝った息子が、不憫でならない。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)
対象:全国10代~60代の男女1,721名(有効回答数)