「ごめんなさい」と謝る善良な10歳息子を絞殺 父親の理不尽すぎる殺害動機とは
息子に対する父親の異常な愛情と歪んだ思い込みが、取り返しのつかない行動に直結してしまった。
すくすく育ち、穏やかで良い子に成長した息子。その様子を見た父親が、満足するどころか殺意を抱いたことを、『The Sun』など海外メディアが報じている。
■素晴らしい息子の存在
トルコのコンヤで暮らす男(32)には、愛する息子(10)がいた。心が清らかで申し分のない息子を大事に思う一方で、自分の生き様を振り返り、「この俺はどっちみち地獄行きだ」と思い込むように。
それに納得はしつつ、「息子にだけは俺のようにはならないでほしい」と考え始めた。そして、ふと思いついた異常な“解決策”を実行したいと願うようになったという。
■凶行に及んだ父親
3月8日のこと、男は妻(31)に「ちょっと店に買い物に行ってくれないか」とお願いした。それを聞き入れた妻が家を出ると、愛しい息子に「ごめんな、父さんはお前を殺す気だ」と伝えてハグとキス。
すると息子は命乞いするどころか、「パパ、僕のほうこそ、ごめんなさい」と謝罪したという。その直後、父親は息子の細い首に両手をかけ、一気に絞殺。妻に見られるのが嫌だったのか、ドアに鍵をかけてから通報し、「人を殺しました」と伝えた。