11歳娘の男友達をパーティーに招いて性的暴行 38歳女に最低でも懲役45年か終身刑
小中学生に酒やドラッグを与え、気に入った男子2人に性的虐待・暴行を働いた女。量刑に注目が集まっている。
米国・ネブラスカ州で、小学生の娘の友人である男の子ばかり6人を招いて「お泊り会パーティ」を開き、性的暴行を働いて逮捕・起訴された30代の女。来月には裁判長から極めて厳しい量刑が言い渡される可能性があることを、『Omaha World Herald』『PEOPLE』などが伝えた。
■週末に度々パーティ
事件は、米国・ネブラスカ州のサーピィ郡で、2017年9月から2018年2月の間に起きた。被告人のクリスティーナ・グリーアは現在38歳。週末にたびたび「お泊り会パーティ」を開催し、当時11歳だった娘が仲良くしていた少年6人を、代わる代わる招待していた。
そのなかで、少年2名を性的に虐待・暴行していたことが発覚。事件が娘に計り知れない苦痛や屈辱感を与えたことも、伝えられている。
■猥褻写真を少年に送る
グリーア被告はそのパーティで、大麻を混ぜたグミを子供たちに食べさせ、酒を飲ませていた。さらに、特に気に入った12歳と13歳の少年には、自身の猥褻な写真を送り付けて性的に誘惑。犯行の証拠品として警察も写真3枚を押収した。
警察の聞き取りに、13歳の少年は「性的暴行を受けたのは3回。いずれも『お泊り会』に呼ばれたときだった」と話したという。
■1億万円超の保釈保証金
未成年者に酒やドラッグを提供し、性的虐待・暴行などの容疑で逮捕・起訴されたグリーア被告。パーティの様子を録画していた子供にはデータを削除するよう強要し、口封じに努めていたこともわかり、証拠隠滅の罪にも問われた。
被告はサーピィ郡拘置所に収監されたが、日本円で1億6,300万円ほどの保証金を支払い、身柄は保釈となっていた。
■極めて重い量刑を予想
今月10日にその裁判が開かれ、陪審員はこの母親に有罪の評決を下した。これで娘と引き離されることが決まり、被告はかなり打ちひしがれた様子だったという。
来月19日には裁判官から量刑が言い渡される予定だが、終身刑、あるいは最低でも45年の懲役が命じられるだろうと報じられている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)