アカデミー賞のノミネート作品が発表 作品賞でネトフリ2本アマプラ1本選出
第93回アカデミー賞のノミネート作品が発表。作品賞だけでもNetflixから2本、Amazonプライム・ビデオから1本選出されている。
■アメリカ映画の祭典
1929年から行なわれているアカデミー賞は、今回で93回目を迎える。同賞は、「アメリカ映画の祭典」とも呼ばれており、基本的にはアメリカ映画を対象とした映画賞だ。
中でも多くの注目を集めるのは、映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門である「アカデミー作品賞」。昨年はポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が非英語作品として初の受賞をし、話題を呼んだ。
■第93回アカデミー作品賞ノミネート作品
第93回アカデミー作品賞のノミネート作品は、以下の8作品だ。
・『ファーザー』
・『Judas and the Black Messiah(原題)』
・『Mank/マンク』
・『ミナリ』
・『ノマドランド』
・『プロミシング・ヤング・ウーマン』
・『サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜』
・『シカゴ7裁判』
『ノマドランド』は、アカデミー賞の前哨戦ともいわれている「ベネチア国際映画祭」「トロント国際映画祭」などで最高賞を獲得している。
また今回のアカデミー賞にて、『Mank/マンク』は、最多となる10部門でノミネート。他、『ファーザー』『Judas and the Black Messiah(原題)』『ミナリ』『ノマドランド』『サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~』『シカゴ7裁判』は、それぞれ6部門でノミネートされた。
■配信作品が増加
2020年は、新型コロナウイルスの影響により、劇場公開を延期した映画も少なくない。そのためか、今回のアカデミー賞では、例年以上に配信作品のノミネートが増加。作品賞だけでも、Netflix配信作から2本、Amazonプライム・ビデオ配信作からは1本が選出されており、映画館に行かなくても楽しめる作品が多い。
また『ミナリ』は今月19日、『ノマドランド』は今月26日に日本で劇場公開される予定だ。日本時間で4月26日に行なわれる授賞式に備えて、チェックするのもいいだろう。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)