母思いの10代少年が「DVから守りたかった」 父親刺殺で実刑20年の可能性も

虐待を繰り返す父親から、大好きな母親を守りたい。そう考えた息子が、包丁で父親に襲いかかった。

■実刑20年の可能性も

高校を素晴らしい成績で卒業し、大学進学も決まったこの少年。しかし今後については未定で、懲役20年の実刑判決を下される可能性があることを、海外メディアは報じた。

専門家は少年について「父親を刺殺したときには一時的な心神喪失状態だった」「家庭内暴力でPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていた」と判断したが、今後これがどう判決に影響を与えるのかにも、注目が集まりそうだ。


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■家族とは仲が良い?

しらべぇ編集部が全国の10~60代の男女1,880名を対象に調査した結果、全体の61.7%が「家族の仲は円満」と回答した。その一方で約4割は「円満とは言えない」と感じ、何かが欠けていることを自覚している。

家族仲が円満

家庭内の問題はなかなか表面化しにくく、事件が起きて初めて周囲が気づくケースも少なくない。

善良で優しく、成績も優秀。明るい未来が待っていたはずの少年が父親を殺すほど追い詰められたことに、「気の毒すぎる」という声があがっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年4月24日~2020年4月27日
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)

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